ロンジン社長、ウォルター・フォン・カネル

生年月日:1941年9月1日、ドイツ、シュウェーリン生まれ
国籍:スイス
婚姻歴:既婚、子供2人
学歴:ラ・ショー・ド・フォンのNusslé SAにて、商業関連の教育と研修を受ける
スイスおよび海外での高度な研修を豊富に経験
趣味:射撃、ランニング、長距離スキー、郷土史研究

職歴

1963年 スイス連邦政府税関、所在地:ラ・ショー・ド・フォン、ビエンヌ、およびブリーグ
技術担当官

1964年~1969年 ジャン・シンガー社(Jean Singer Ltd.)、所在地:ラ・ショー・ド・フォン
工業会計、物流および営業部門で多くの職務を担当

1969年~1988年 ロンジン社(Longines Watch Co. Francillon Ltd.)、所在地:サンティミエ
営業担当エグゼクティブ
営業部部長
販売促進部部長

1988年より ロンジン社(Longines Watch Co. Francillon Ltd.)、所在地:サンティミエ
社長

1990年より スウォッチ・グループ(Swatch Group Ltd.)参加
グループ全体の経営に携わる

ウォルター・フォン・カネル、サンティミエ製時計の熱心な愛好家として

「時計製造は、いつも私にとって魅力的な世界でした」とウォルター・フォン・カネルは1945年から子供時代を過ごしたスイスの時計製造の中心地であるジュラ地方のサンティミエ渓谷での思い出を語ります。「私が子供だったころ、ロンジン社はサンティミエの丘陵地帯にありました。そこでは地域の多くの人々が働いており、常に私の憧れの的でした。いつか私もそこで働きたいと思っていました。当時すでに、時計製造はこの地方の主要産業になっていて、将来私もその仕事に就くのだと思っていました。」

ウォルター・フォン・カネルが初めて就いた仕事は、スイス連邦政府の税関の技術担当職でした。1964年、彼はラ・ショー・ド・フォンにある時計のダイヤルとケースを製作しているメーカー、ジャン・シンガー社(Jean Singer Ltd.)に転職します。

そこで工業会計、物流および営業などの仕事を数年経験した後、今度は営業担当のエグゼクティブとしてロンジン社に転職しました。入社してまもなく、研修を受けるためにニューヨークにあるロンジンのアメリカでの代理店、ロンジン-ウィットナー・ウォッチ社(LONGINES – WITTNAUER WATCH Co. LTD)に派遣されました。彼には出世の階段を駆け上がる素質(時計製造への情熱、能力、交渉力、強い個性)がすべて揃っていました。営業担当の幹部社員として勤務した後、1988年には販売促進部(セールスおよびマーケティング)の責任者となり、やがてロンジン社全体の経営に携わるようになりました。

1990年、スウォッチ・グループ社長のニコラス・G・ハイエック(Nicolas G. Hayek)
から、スウォッチ・グループへの参加とグループ全体の経営管理に携わるように誘いを受け、
これを承諾しました。ウォルター・フォン・カネルは、スイス国軍の士官として数年間従軍
した経験があり、歩兵連隊の大佐として人事管理や組織運営にも豊富な経験を持っています。
また彼は、地方や地域の政治にも参加しており、サンティミエの町議会議員、ジュラ地域間
協議会のベルン側代表団メンバー、「ジュラ・ベルノワ・カウンシル(Conseil du Jura
Bernois)」のメンバーを務めています。